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ギター好きなら知っておきたい有名ギタリスト(ジミ・ヘンドリックス編:その2)

エレキギター

伝説のウッドストック

“ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス”によって成功を収めたジミでしたが、69年になるとベースのノエル・レディングが脱退。代わりにジミの軍隊時代の同僚であるビリー・コックスを呼び寄せ、”ジプシー・サンズ&レインボウズ”とバンド名を改めます。

このビリー・コックスが参加してから最初のステージとなったのが、かの有名な”ウッドストック・フェスティバル”。このフェスティバルはロックを聴くオジサンなら誰でも知っているレベルの伝説的フェスで、1969年8月15日から3日間に渡って開催され、40万人超もの大観衆が押し寄せた一大ロック・イベントでした。

伝説のウッドストック

どうやらジミはこのフェスのトリを務めようと考えたらしく、登場のタイミングを伸ばし伸ばしにしていました。さらに天候不順などでプログラムは順延を繰り返し、結局ジミの出番は、8月18日の朝になってしまいました。この時点では多くの観客が既に帰ってしまっており、かなり人数が減った状態だったそうです。帰った人は損をしましたねー。まあ18日は月曜日だったので、みんな仕事や学校があるから仕方ないんでしょうけども。

・・・ジミ、ちょっと引っ張りすぎたね!

このステージで、ジミはフィードバック奏法とアーミングを使って爆撃機による空爆の様子を再現しながら「Star Spangled Banner/アメリカ国歌」を演奏します。当時のアメリカ国内は、ベトナム戦争に対する反戦機運が高まっていた時期で、このジミのパフォーマンスは戦争に対する痛烈な批判として圧倒的な支持を得ました。(ジミは元軍人なんですけどね・・・。汗)

この時のジプシー・サンズ&レインボウズのパフォーマンスは、ライブアルバム「Live at Woodstock」に収録されており、当時の音源を聴くことができます。気になった方は是非チェックしてみて下さい。

その後、69年暮れにはドラムにバディ・マイルスを迎えて”バンド・オブ・ジプシーズ”を結成。69年の大晦日にフィルモア・イーストで行われたライブの様子を収録したライブアルバム「BAND OF GYPSYS」をリリースします。

オーバードーズによる最期

しかし、このバンドも人間関係が上手くいかずに70年に解散。ジミもジェフ・ベックみたいにバンドを渡り歩く人でした。バンド・オブ・ジプシーズ解散後は、ミッチ・ミッチェルとビリー・コックスをバックに活動を再開しますが、ジミの音楽活動は突然の終焉を迎えます。

1970年9月18日、ホテルの部屋で意識不明になっているところを恋人に発見され、病院に搬送されますがそのまま帰らぬ人となってしまいます。死因は、薬物の過剰摂取が元になった吐瀉物による窒息死でした。

薬物・ダメ!・ゼッタイ!

なんか海外の有名ミュージシャンって薬物で亡くなる人が多いですよね・・・。お国柄とは言え、薬物が蔓延する社会には暮らしたくないですね。しかも彼が亡くなったのは27歳。27歳で亡くなった有名人はかなり多く、ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズ、ジャニス・ジョプリン、カート・コバーンなどなど・・・。27クラブという実に入りたくないクラブ名までつけられています。これって、なんかあるのかなぁ?

ジミ・ヘンドリックスのプレイスタイルについては、今更改めて説明するのも何ですが、やっぱりその根底にはブルースがあると言えるでしょう。エリック・クラプトンのような白人のギタリストにも同様にブルースを元にしているプレイヤーはいますが、クラプトンのような洗練されたイメージとは異なり、ブルースとロックの垣根を力技でぶち壊したのがジミヘンなんじゃないでしょうか。

ギターは上下逆

ギターは上下逆

また、左利きの彼が右利き用のストラトキャスターをひっくり返して使っていたことは、あまりにも有名な話。ただし弦は通常のレフティーと同じように張っていたので、押弦は上下ひっくり返した形ではなく、普通の方法でした。

(ギタリストの中には、弦が上下ひっくり返っていても演奏することが出来る人もいます。有名なところではアルバート・キング。日本人では甲斐よしひろ氏や、松崎しげる氏も演奏できるそうです。)

ストラトの他にもレス・ポールやSG、フライングVなども使用していて、特にフライングVのイメージはストラトに次いで強いですね。

なお、現在フェンダーから出ているジミヘンモデルのストラトは、ヘッドがリバースタイプになり、リア側のピックアップが通常とは異なる角度で装着されている点などが特徴的ですが、もちろん普通に右利き用のギターとして使用することが出来ます。

ロック界に極めて大きなインパクトを残して、流星のように消え去ったジミ・ヘンドリックス。彼のギタリストしての足跡は、今後も長く語られ続けることでしょう。

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